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今さらだけど格安SIMとは?初心者にも分かりやすく解説します

格安SIMの"SIM"ってなんだろな???

携帯電話代などの固定費を安くするために注目されている格安SIMですが、どういったものかきちんと理解している人はまだ多くありません。
このページではSIMというものがどういうものか、また格安SIMを選ぶ基準についても記載していますので初心者の人はもちろん、そうでない人も
改めて勉強しましょう。

店員
そもそもなぜスマホはネットや電話などの通信が出来るか知っていますか?

タケオ
そりゃ携帯会社の電波をつかっているからだろぉ?

店員
ではその電波はどこで受け取っているでしょうか?

タケオ
え?そりゃ本体にアンテナとかあって受け取ってんじゃないの?

店員
厳密に言うとそれは間違いなんです!

タケオ
え?どういうことだい?

スマホは"本体"と"SIMカード"の2つの組み合わせで成り立っている

スマホを含めたケータイやタブレットなど外で通信や通話が出来るモバイル端末と呼ばれるものは
本体にSIMカードと呼ばれるICチップが差さっている状態で利用しています。

このSIMカードが通信や通話の電波を送受信してるのです。

つまり、本体だけでは使えないのです。

タケオ
てことは

SIMには2種類ある

SIMには大きく2種類あります。

データ専用と音声通話用の2種類です。

データ専用はタブレットやモバイルWi-Fiなどで使われています。

電話番号での音声電話は出来ません。

音声通話用はデータに加え通話が出来ます。

長らく日本では本体とSIMカードがセットで販売されていた

日本で携帯電話を販売していたのはドコモ、au、ソフトバンクなど大手3キャリアがほとんどで
通信の契約と本体の購入がセットとなっていました。

ここで言うと、SIMカードと本体がセットで販売されていたということです。

そのメリットとして、通信契約するとその通信会社が
本体代金を割引してくれるなどの恩恵が受けられていました。

ところが、問題も数多くありました。

プランの選択肢が少なかった

スマホの使い方は人によりけりでネットを沢山する人もいれば、電話とメールがほとんどの人もいます。
しかし、プランの選択肢がほとんどなく、月に1GBもネットをしないライトユーザーも
料金を多く支払うしかない状態でした。

端末の選択の自由度が制限されていた

通信と本体がセットで販売されていることから端末を契約しているキャリアの中からしか選べないという制限がありました。

つまり、キャリアが用意している端末からしか選択肢が無いということです。

また、あるキャリアから購入した端末はそのキャリアのSIMカードしか使えないという制限もありました。

例えば、iPhoneなどは大手3キャリアとも同じ製品を扱っていますが

購入(=契約)をしたキャリアのSIMカードしか使えないということです。

この問題としては、例えば引っ越しして今まで使っていたキャリアの電波がつながりにくく

他社と契約したい場合はまた端末ごと契約しなければならないというデメリットが生じたということです。

これをSIMロックといいます。

タケオ
また買い直ししなきゃいけないのかい!?それは面倒だなぁ
店員
ところがこれらの問題が総務省によって改善されたのです。
タケオ
というと??

通信の自由化

プランが自由に選べないこと、またそもそものキャリアの選択肢が少ないことを問題した総務省が
テコ入れを行いました。

その結果、以下のことが決まりした。

MVNOの参入

そもそもドコモ、au、ソフトバンクの3強になっていて市場の競争が正常に行われていないということから
もっと通信業者が参入しやすい状況にしなければならない、ということになりました。

しかし、3キャリアはこれまで基地局を数多く作ってきています。

それを新しい会社が自分たちでイチから作るのは難しい。

そこでドコモ、au、ソフトバンクから電波の一部を借りて通信サービスを提供する会社の参入を認めました。

こういった通信会社をMobile Virtual Network Operator(仮想移動体通信事業者)=MVNOといいます。

そうしてMVNOが提供するSIMカードのことを格安SIMというのです。

SIMロック解除

これは先ほど上でも述べたとおり、今まで端末とSIMカードはセット販売で
端末は契約したキャリア以外のSIMカードしか使えなかったのが

その制限が緩和されました。

一定期間利用した端末であれば手続きを行うと他のキャリアのSIMカードも使えるようになりました。

つまり、端末とキャリアの縛りがなくなったというわけです。

これをSIMロック解除といいます。

なので大手キャリアで購入した端末に格安SIMを差して使うことも可能になったのです。

SIMフリー端末の普及

SIMカードはモバイル端末に差して利用します。

これまでは大手キャリアによるSIMカードと端末のセット契約(販売)がほとんどでした。

その場合、端末は契約したキャリアのSIMカードしか対応しませんでした。

しかし、今まで大手キャリアだけの通信提供がMVNOの参入により、

キャリアに縛られない端末が人気になってきました。

これをSIMフリー端末といいます。

本体だけメーカーから購入し、SIMは好きな会社と契約することでユーザーの選択肢が広がったというわけです。

自分の好きなSIMフリー端末をかってSIMは別で契約する人も多いです。

 

なぜMVNOは格安で提供できるのか?

  • 基地局を持たないため設備の維持費がかからない
  • 実店舗などが少ないため人件費がかからない
  • 通信速度や速度が大手キャリアより遅い

こう見ると、デメリットが多そうに見えますが、実際にはネットの速度や対応に関してはさほど不便はありません。

なにより、通信料金が大幅に安くなるのがメリットです。

プランにもよりますが、一台あたり月に6,000円前後は安くなります。

年間で7万2000円、2年間で14万4000円も安くなります。

MVNOを選ぶ基準

MVNO,つまり格安SIMを扱う会社の数は今や600社を超えます。

もちろん会社によってサービスが異なるわけですが、以下の基準で選ぶとよいでしょう。

エリア

自分が住んでいるエリアでの対応がまず第一の基準になります。MVNOによってはサイトにきちんと明記してあるのでチェックしましょう。

通信速度

MVNOによってネットの速度が変わってきます。

特にどこの大手キャリアのどういった回線を借りているかというのも速度をチェックするポイントです。

例えば、現在最も早い規格は4G、LTEですがMVNOによっては

また、MVNOの中ではレンタルだけでなく、自社でも基地局を持つ会社もわずかですが存在しています。

通話プラン

大手キャリアであれば通話し放題のプランがありますがMVNOであれば通話し放題のプランを扱っているところは少ないです。

あったとしても有料オプションであったり、通話品質が良くないところがあります。

しかし、1回あたり5~10分通話無料というプランは多いです。

カウントフリー

大手キャリアに無いMVNOの大きな長所として「カウントフリー」というサービスがあります。

このサービスはある特定のアプリやウェブサービスを使用している際の通信量がカウントされないというものです。

格安SIMでとにかく安い料金で、でもネットもしくはアプリを沢山使いたい人は要チェックです。

ただし、MVNOによってカウントフリーになるサービスが異なる、あるいはカウントフリー自体がないところもあります。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

格安SIMが誕生した背景には、色んな会社が参入することで会社同士でサービスの健全な競争を生み出すこと、

それにより消費者が自身にあったサービスを選べるようにというのがあるのです。

そのため、ただなんとなく今のキャリアで契約しているのはもったいないです。

ご自身にあった通信会社での利用が出来るようにこのサイトがその助けになれればとおもいます。

 

 

おまけ

なぜ、大手キャリアは値段が下げられない?

実店舗を全国各地に構えていたり、量販店やデパートにも販売コーナーがあってその人員確保のためというのもありますが、

通信電波の開発というのもあります。

現在、4GやLTEという通信規格が最新ですが大手キャリアはその次の「5G」という回線の開発に着手しています。

この5Gでは4Gの数十~数百倍の通信量がやりとりが出来ます。

また、モバイル端末だけではなく、その他のモノとも通信が出来るようになります。

そのひとつが「自動運転」の車両です。

運転しなくても車側に渋滞などの交通情報がリアルタイムで受信されて

人が運転するより自動で効率的かつ安全に運転がされるというものです。

そのほかにも色々な可能性を秘めている「5G」ですが

こういった開発費も基地局を持つキャリアなら必要になるためです。

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